2017年現在、インターネットを利用するツールとしてスマートフォンのみを利用している割合というのは
10代で約70%がスマホでネットを使っているという調査結果があります。
20第でも半数以上がスマホのみでインターネットを利用しているというのでスマホというのは
無くてはならないツールとして確固たる地位を築いています。
そんな私は30代でスマホとパソコンの利用率は半々なのですが、外出先では当然スマホの利用に依存しています。
自宅ではほぼパソコンの利用がメインでスマホは殆ど使わないので、私の使っていたスマホは2013年製のスマホをずっと使っていました。
今回、スマホの故障トラブルに襲われて新しいスマホを開通するまでの次々と起こった面倒な展開に苦しめられた出来事をまとめていきたいと思います。
格安SIMのサイズ変更に伴うSIMの入れ替え時に電波が通らないという思いもよらない出来事があったので自分の為にもまとめておきたいと思います。
私のスマホ遍歴
私は2013年6月にdocomoから発売された富士通製のアロウズF-06Eという機種を2017年7月29日まで使っていました。
docomoユーザーとしてずっと利用していたのですが、ふっと毎月のスマホ料金を安くしたいと思い立って2016年10月にIIJMIOという格安スマホへと乗り換えをしました。
狙い通りに毎月の支払金額を1700円に落とすことに成功したのですが、私はこの格安料金を手に入れるのと引き換えにdocomoユーザーである立場を失ったのです。
IIJMIOへの乗り換えにはSIMカードのみの購入で使っていく端末はこれまで通りF-06Eを使う事を決めていました。
幸いなことにIIJMIOはdocomo系の格安会社だったのでF-06EのSIMロックを解除する必要は無く、そのまま開通出来たんです。
ついにスマホが壊れた
IIJMIOに乗り換えた時に若干の不安があったのですが、それは使っているF-06Eがかなり古いので、バッテリーの劣化は大丈夫なのか?という事です。
実際にF-06Eは一度バッテリー系の不具合で修理に出しているのですが、IIJMIOに乗り換えた時点で、私はもう故障があってのdocomoに修理依頼をする事は出来ません。
修理については実際にはSIMロックを解除していても修理の依頼は可能です
携帯電話機の修理について
ドコモの携帯電話機などの故障修理については、SIMロック解除を実施した場合であっても、ドコモの窓口にてお受付いたします。
ただし、故障の内容によっては、お客様が挿入されているSIMカードにより電気通信サービスを提供している事業者をご案内する場合があります。ドコモの回線契約が無い場合は、故障修理の際に代替機の貸し出しができませんのでご了承ください。
また、ドコモの回線契約がある場合においても、お貸し出しができる代替機はSIMロック解除されておりませんのでご了承ください。NTTドコモお客様サポートより引用
上記の引用のように、SIMロックを解除して他社のSIMを使っている場合でもdocomoのスマホの場合は修理の依頼が出来るのですが、私はdocomoとの契約が無い場合は修理依頼を出来ないものと思い込んでいたんですね。
なので、スマホの故障が起きるとお終いだなんて考えていたわけです。
実際には奥さんが使っていたアロウズF-04Gが奥さんの機種変更によって余っていたので、もしF-06Eが故障したらSIMを差し替えればいいやと考えていたのですが・・・
次々と起こるF-06Eの不具合
使い慣れたF-06Eが徐々に異変に見舞われてきます。
まず、電池の減りがなんだか異常なペースになってきて、40パーセントを残して強制シャットダウンをし始めます。
ここまでは自宅では充電をこまめにする事で乗り切れたのですが、更に症状が進んだのか、時々電池残量に関係なく電源が落ちるようになります。
最初は2、3日に1度使おうと思ったら電源が落ちているという程度だったのですが、そのうち何故か午前中に毎日電源が落ちるという状況に変わります。
仕事の休憩時間にスマホを使おうとすると電源が落ちるんです。
ところが夜に帰宅すると不思議と電源は落ちないで絶好調なんですよね。
さらに症状は進み、夜も電源が落ちるようになってきます。
これはさすがにイラついてきます。
更に更に症状は進んで次は充電器を繋いでいないと電源が落ちるようになります。
充電している時は電源は落ちないのですが、充電器を抜いた途端電源が落ちるんです。
たまたまモバイルバッテリーを持っていたので、休憩時間はモバイルバッテリーに繋いでスマホを使うという生活が苦痛です。
ところが、更に症状は容赦なく進行してついに充電器を差していても電源が落ちるようになってしまいました。
こうなるとお手上げで、ついにF-04Gの出番だ!と決意したのです。
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いでよ!F-04G・・が使えない!?
限界を迎えたF-06Eに別れを告げ、新しい機種F-04Gを使おうと思ったら、なんと
『SIMのサイズ・・違うじゃん!』ということが判明します。
F-06EはマイクロSIMなのですがF-04GはナノSIMという衝撃のオチが巻き起こります。
という事は、IIJMIOにSIMサイズの変更を依頼する必要があるのですが、そうするとスマホが使えない期間が3日ほど発生してしまいます。
結構仕事でもスマホを使う機会があるので3日の空白は出来れば避けたい!
いろいろ調べていくとビッグカメラの窓口なら即日SIMサイズを変更してSIMカードも発行してくれるではないですか!
これしかないという事で土曜日にビッグカメラに行って即日でSIMのサイズ変更をしてもらいました。
『これでF-04GにSIMを差して解決だ!』と帰宅してF-04GにSIMを差そうとしたのですが、何かがおかしい・・・
明らかに何かがおかしいんですよね。
でも確証が持てないので、ネットでF-04GSIMの差し方と調べてみると
『SIMトレイ無いじゃん』と判明します。
なぜかF-04GのSIMトレイがないんです。考えられるのは奥さんがF-04Gからエクスペリアに機種変更した時にSIMトレイを戻されなかったとしか考えられませんが、そんな証拠もありません。
一応ドコモショップに行ってSIMトレイを無くしたので購入できるか聞きに行ったところ、無料で取り寄せが出来るという回答をもらいました。
が、それでは結局使えない期間が生じてしまいます。
既にSIMのサイズは変更しているのでF-06Eは再起不能ですし、SIMトレーがない以上はF-04Gも機能しません。
SIMトレーは執念でゲットしたものの・・・
さて、SIMトレーを取り寄せていると到着は8月1日以降という事なので、仕事でスマホを使う事が出来なくなってしまいます。
ここで、奥さんのお母さんが機種変更したいという情報を耳にしたので、急遽お母さんを迎えに行き機種変更をしてもらったのですが
なんと、お母さんはアロウズのF-02Gを使っているというミラクルが発生。
F-02GはF-04Gと同じナノSIMなので、機種変更と同時にSIMトレーを頂戴しました。
これでSIMトレーが手に入ったので、帰宅後のF-04GにSIMを装着してみると、しっかりとSIMは認されています。
試しにネットに接続してみると・・・・『オフラインです』
いろいろ弄ってみてもオフラインのまんま。
『なんで繋がんないの?』SIMは認識しているし、電波を示すアンテナも立っていますしWi-Fiに繋ぐと問題なく通信できるので端末の故障でもない。
なのに繋がらない・・・
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APNの設定が原因だった
結論から言うと、この状態で繋がらないというのはAPNの問題でしたが、ずっとF-06Eの不具合にイラついていてここまでたどり着くのに何度も遠回りして
やっとSIMを装着できたのに、ここでもすんなり繋がらないことに切れた私は冷静な判断が出来ずに原因の判明まで時間が掛かってしまいました。
SIMロックの解除が必要なのか?いや、F-06Eはロック解除していないんだから必要ないはずだ!と一人でイライラ・・・
ここで端末をいじくりまわしている内にAPNの存在に気付き確認してみるとIIJMIOが表示されていません。
『これか?』と思いAPN設定をしてみた所、無事に開通することに成功しました。
APNの設定方法
基本的な事なのですが、てっきりSIMが認識された時点で自動で通信可能になっているもんだと思い込んでいたのが今回の原因でした。
F-04Gの手順になりますが基本的にはdocomoのスマホであれば大体は同じ手順だと思います。
【APNの設定手順1】
【APNの設定手順2】
【APNの設定手順3】
【APNの設定手順4】
【APNの設定手順5】
APNの項にiijmio.jpと入力します。(iijmioの場合)
【APNの設定手順6】
これだけで設定は完了です。
さいごに
IIJMIOの場合、端末によってはAPN設定が不要の物もあって、私はF-06EにAPN設定をした覚えがないので、もしかしたら設定不要な端末だったのかもしれません。
基本中の基本なのですが、今回はそんな基本のことも時間が経てば忘れてしまうものなんだという事がわかりました。
非常にバタバタしたSIMの変更でしたが、やはりSIMの変更などをする時には予め十分な事前確認をしておいた方が良いと思いました。
特にSIMトレーなんかは普段見ないですし、なんなら『F-04Gはトレーが無いスマホなのかな?』なんて考えていましたからね。
完全に準備不足に知識不足によって、えらいストレスの溜まるSIMの変更でした。