熱問題があります。
スマホを使っていて意外と悩まされる事にスマホが熱を持って機能を抑制したりする事ってないですか?
『本体の温度が上昇したため○○を終了します』
このような表示を見た人は多いのではないでしょうか?
スマホの熱問題に対して冷却機能を持つスマホがトレンドになってきているのでご説明します。
冷えるスマホ?どういう事?
スマホの発熱はパソコンと比べて対策が甘いです。
私は仕事の昼休みに車の中でネットサーフィンしているとスマホの温度が上昇して機能の制限や終了する事があります。
画面が暗くなり機能が一時的に制限されます。
昼休みにの車内は窓は開放してはいるのですが、日差しが差し込みスマホは一気に熱を蓄積していきます。
パソコンはゴリゴリのゲームをする事も想定していて排熱や冷却に気を使われています。
その点、スマホというのは排熱に関してはパソコン程の性能はないです。
ノートパソコンでさえも『排熱が弱い』という事でゲームをする事は推奨されていません。
実際にノートパソコンでゲームをすると、かなり熱を持つ事がわかりますし、ハッキリ言って落ち着かないです。
スマホの用途がもはやパソコン状態?
最近ではスマホの冷却性能という事がトレンドになり始めています。
というのもスマホユーザーが増えている現在、スマホの用途は小さなパソコンと言える程に成長しているからです。
参考スマホがパソコンをネット接続使用率で上回る急成長!アナタはどっち派?
少し前まではスマホゲームと言えば軽くて単純なゲームが多かったのですが
最近ではスマホの高性能化に伴って遊べるゲームも3DCGバリバリのFPSゲームが増えてきています。
例えば『PUBG』というゲームなんかはゲーミングパソコンでしか遊べなかったのに今では『PUBG Mobile』がプレイ出来るのですが
ゲームの要求スペックはどんどん上がってきています。
高負荷なゲームを長時間プレイする時に問題になるのが発熱問題ですよね。
高負荷なゲームをプレイしていると
高負荷なスマホゲームを長時間プレイするという事は当然CPUに負担がかかるので発熱して本体が熱くなります。
スマホは熱が大敵なので(水もですが)発熱で高温状態が一定時間続くと
スマホの防御機能が働いて一定に機能を遮断したりCPUを停止する事になります。
また、発熱によりバッテリーの劣化も早まってしますなどスマホが熱を持って良い事などないです。
遮断まではいかなくても、オーバーヒートを防ぐ為にSoCがクロックダウンする事でゲームに対して本来のパフォーマンスを発揮できなくなります。
ちなみに、ゲームを頻繁にプレイする人の中には外付けのスマホ冷却クーラーを使って熱対策をしている人もいます。
外付け冷却クーラーの効果は?
スマホの熱対策としてスマホには外付けの冷却クーラーがあります。
背面に排熱ファンを搭載していてスマホの排熱をする物なのですがファンだけで排熱するタイプと冷却シートも使って排熱するタイプがあります。
オススメはシートを使っているタイプで『400-CLN027』という製品が冷却効果が高いです。
400-CLN027は本体が充電式でスマホの冷却をしたい時にはスマホ背面に取り付けて電源を入れると冷却を開始します。
検証では40度まで発熱したスマホに装着して電源を入れると、スマホの操作を止める事なく15分で33度まで冷却する事が出来ています。
電源スイッチを入れる事で急速に冷却を開始していくのですが、冷却シートを冷やして本体の熱を逃がしていきます。
ファンだけのタイプの物よりも効果は抜群です。
簡単にスマホを買いかえる事って出来ないと思うので冷却スマホのラインナップが豊富になるまでは冷却クーラーで排熱を促していく使い方も有効でしょう。
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スマホ自体が冷却機能を搭載?
スマホと発熱の問題に取り組んで実際に形にしているスマホは
『Galaxy Note9』『AQUOS R2』です。
この両機は冷却性能を意識した造りになっているのでご説明したいと思います。
Galaxy Note9
Galaxy Noteは8の時も冷却性能が搭載されていたのですが、今回の9kの冷却性能は
ノートパソコン並みの冷却力を持つと言われています。
モバイルゲームの快適プレイを意識したGalaxy Note9はウォーターカーボン冷却システムを採用しているので
効果的な放熱を行い本体を持っている時の体感温度の変化を極力抑える事が出来ます。
バッテリーは4000mAhで長時間のゲームプレイにも最適で、かつ放熱によって熱がこもらないスマホなので
スマホでゲームをするユーザーには重宝する機種なのではないでしょうか?
Galaxy Note9 | |
ディスプレイ | 6.4型有機EL |
サイズ | 76.4×161.9×8.8mm |
メモリー | 6/8GB |
ストレージ | 128/512GB |
OS | Android 8.1 |
バッテリー | 4000mAh |
AQUOS R2
AQUOS R2も放熱というスマホの熱対策に力を入れているスマホです。
放熱の性能は従来の機種と比較して2倍という事です。
AQUOS R2はスマホに搭載する放熱シートを2枚配置する事によって単純に冷却能力を2倍に高めているようです。
実際にAQUOS R2に機種変更した人の口コミでは発熱に関しては
『発熱はするけれど、熱くは感じない』という声が多いので冷却効果は多少の期待は出来るのではないでしょうか?
ただ、バッテリー容量が3130mAhと大きいとは言えないので長時間のゲームのプレイにはどうなのでしょうか?という疑問が付きます。
バッテリーの持ちがあまり良くないという口コミもあるので、心配な所かもしれません。
AQUOS R2 | |
ディスプレイ | 6.0インチ |
サイズ | 156mm×74mm×9.0mm |
メモリー | RAM・4GB ROM・64GB |
ストレージ | 最大400GB |
OS | Android 8.0 |
バッテリー | 3130mAh |
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さいごに
スマホの性能もゲームの要求スペックもこれからどんどん上昇していくはずです。
スマホという小さな本体の中にパソコン並みの能力を詰め込むとすると発熱という問題には必ず対応して行かなければなりません。
スマホとゲームは切れない関係だと思うので今後は排熱能力が優れたスマホが売れていく事になるのかもしれません。
ゲームをしていたら頻繁に熱暴走する機種はゲームを頻繁にプレイする人にとっては持ちたくないですよね?
近いうちにスマホは排熱能力も競い合う事になると思うのですが、今の段階では外付けの冷却クーラーなどを上手に使って
スマホの熱を逃がしてあげる事が良い方法なのかもしれません。
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