身近なスマホのトラブルというと何を思い浮かべますか?
バッテリーの劣化、落としたり踏んでしまった事による液晶の損傷、そしてスマホの水没ではないでしょうか?
ある調査によるとスマホで最も割合が多い身近なトラブルがスマホ水没によるデータ消失という結果があります。
ふとした拍子にトイレに“ボチャン!”や雨の日に運悪く水たまりへ“ドボン!”という経験をする人が多いんですね。
最近はAndroidでは防水スマホが当たり前のようになっていますが、少し前のiPhoneでは防水機能がないなど、水没によるトラブルというのは予想以上に多い状態です。
スマホが水没して浸水してしまうと電気系統がやられてしまい電源が入らなくなったり、電源が入ったとしてもデータが消失してしまうというのが定説です。
ところが『リバイバフォン』というイギリス発の魔法のようなアイテムは水没したスマホを90%の確率で正常な状態へ復活させるという驚きの性能を持っています。
リバイバフォンとは?

90%の確率でスマホを水没から復旧させるリバイバフォン
スマホ水没の救世主のリバイバフォンは水没スマホの復活率が90パーセント以上という強者です。
ただ、スマホが水没した時に間違った対処をしてしまうとリバイバフォンと言えども復活の約束は出来ないので正確に言うならば
水没時に正しい処置とリバイバフォンを正しく使用した場合の復活率が90パーセントという事になります。
スマホ水没は突然起こる事なので、慌てて間違った処置をしないように日頃から水没時の対処法を頭に入れて起きましょう。
スマホ水没時にやってはいけない事とは?

スマホ水没時はまずは『慌てない』事
いざ水没してしまった時に正しい対処をするにはやはり知識を持っておくという事が大切になります。
スマホ水没時にやってはいけない事をまとめておきたいと思います。
やっちゃダメ!①電源を入れる!
水没した場合には大抵スマホの電源は落ちています。
この時、慌ててしまったり、壊れてしまったのか確認したいが為に急いで電源を入れてしまう人が多いですが、絶対にダメです!
水没して電源が落ちているという事は既にスマホ内部へ水が浸水している事を疑いましょう。
スマホ内部が浸水した状態ですぐに電源を入れてしまうと高い確率でショートして集積回路等が焦げてしまうでしょう。
スマホをショートさせてしまうと復帰は絶望的になります。
電源が落ちていたら電源は入れないで下さい。
やっちゃダメ!②本体を激しく振る
水没したスマホから水分を飛ばそうと、とっさにスマホを振って水分を出そうとする人もいますが、これは無意味なのでやめましょう。
本体を振ったところで浸水した水分は飛びませんし、
逆に水がスマホの更に深部まで侵入してしまい事態を悪化させる事になる可能性があります。
やっちゃダメ!③ドライヤーなどで乾かす
水没は水に浸かるわけですから、壊れる前に乾かせば良い!と考える事もあるでしょう。
手っ取り早く乾かす方法としてドライヤーなどで乾かす行為が思い付きますが、これもダメです。
ドライヤーや扇風機など温風・冷風の風を本体内部へ送り込んで乾かす行為は逆効果です。
コタツや冷蔵庫の中で乾かすアイディアマンもいますが、これもやめましょう。
コタツでの過度な加熱は浸水した水とスマホ内部の金属部品との化学反応を引き起こしてしまいますし
ドライヤーで風を内部に送り込んでしまうと、その風によって浸水していなかった部分に水が入り込んでしまい状況を余計に悪化させる事が多いです。
そして冷蔵庫にスマホを入れるとスマホの内部が結露してしまう可能性が高いので危険です。
やっちゃダメ!④充電する
あまり多くはいないでしょうが、水没したスマホを何故か充電してしまうというケースもあります。
この充電するという行為は電源を入れる行為と同様に通電させる事でショートしてしまう可能性があるので充電する事もやめましょう。
リバイバフォンが水没から復活させてくれる仕組み!

リバイバフォンの仕組みは至ってシンプル
今回発売されたリバイバフォンは何故スマホを水没から生還させてくれるのでしょうか?
水没から復帰させてくれるリバイバフォン。
このリバイバフォンも実は液体です。
水没したスマホを更に液体に浸けて復活させるという荒治療のようなものです。
どうして水没したスマホを再び水没させても大丈夫なのか不思議ですよね?
このリバイバフォンという液体は飽和一価アルコール類に分類される液体です。
スマホが水没する事で壊れてしまう原因は主に2つあって
①水に含まれているミネラル成分がスマホ内部のパーツを腐食させる。
②スマホ内部に浸水した状態で電源を入れる事で精密な内部がショートする。
主にこの2つが理由になります。
リバイバフォンは水に含まれるミネラル成分などの不純物を取り除いてくれるので、自然乾燥させる事で通電時の回路ショートを防ぎます。
これが魔法の正体です。
また、リバイバフォンは海水やジュース、アルコールに浸ってしまった場合でも不純物を取り除いてくれるので水没から復帰させる事が可能です。
リバイバフォンの評判・口コミは?
実際にリバイバフォンを使った人はどう感じているのでしょうか?
復活した組は
◆お風呂でゲームしてたら手元が狂いiPhoneが風呂桶に落下し画面が真っ黒になってしまいました。
水没したスマホを、再度特殊な液体に水没されて、24時間自然乾燥後に、、、見事復活しました! 私にとって、実機の損失より写真等の大切なデータを失うことが大きかったのです…◆酔って、胸ポケットからトイレへ落としてしまいましたが、そのまま水で洗い放置しました。
到着したリバイバフォンを施工して、翌日完全復活です♪
水没時には電源を入れて、壊れてないか確かめたいところですが、我慢して大正解でした!
大切なデータを守ることが出来て感謝してます。◆水没したスマホを再度水没させるのに躊躇しましたが、おかげ様でiPhone6が復活しました。
ーAmazonレビューより引用ー
復活しなかった組
◆多くの方は復活されているとのことですが、私(iPhone6)はだめでした。
水没後12時間以内に使用し、24時間の自然乾燥を経ましたが、そもそも乾いておらず、ティッシュを当てると膨大なアルコールが溢れ出る始末です。
それでひたすら吸い取ってさらに乾燥させましたが、やはり復活しませんでした。◆娘がiPhone5sを水没させたので、まずは乾燥剤を試したが復活せず。ダメモトで本製品を購入して使用しましたが、やはり復活しませんでした。
実際に水没スマホが復活している場合も、やはり効果はなかったという声もあります。
リバイバフォンで復活出来ないケースで考えられる原因とはなんなのでしょうか?
リバイバフォンで復活出来ないケースは?

リバイバフォンでも復帰出来ない場合もある
リバイバフォンは水没時の故障の原因を取り除くものですから、すでに故障したスマホの復旧は出来ないというところに注意が必要です。
例えば、水没した時に慌てて電源を入れてしまい内部がショートしてしまったスマホはリバイバフォンに浸けても復旧は無理です。
もちろんドライヤーで乾かしてしまったり、充電してしまったという場合も復旧率は大きく下がるでしょう。
ですので、何よりも大切な事は水没時に慌てて間違った行動を取らないようにしておく事が重要になります。
リバイバフォンの価格は安くはないですが、大事なデータを水没で失う事を考えたら、非防水のスマホを使っている人は一つ持っておくのも良いかもしれませんね。
備えあれば憂いなしってやつです。
さいごにリバイバフォンの使い方説明
リバイバフォンの使い方はとても簡単で斬新です。
①水没したスマホの電源を切る。
(大抵切れてますけど)
②付属の袋にリバイバフォンの液体を注ぐ。
③水没したスマホを袋に入れて7分間水没させ密封します。
④7分後、取り出して24時間自然乾燥させます。
水没して1週間以内でショートしていない状態のスマホなら90%の確率で復帰するという事です。
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