北海道胆振東部大地震で私も被災しました。
2018年9月6日の早朝3時8分に発生した地震発生の瞬間、家族で就寝していたのですがスマホのけたたましい音で目が覚めました。
『地震です』『地震です』『地震です』
目が覚めると部屋が大きく横揺れていてベッドから起き上がる事も出来ない状態でした。
この地震は北海道で初めて震度7を観測して、北海道全域に停電を起こす大災害になりました。
停電の復旧は地域差が大きく、早い地域では6日の昼頃には復旧していた所もあるのですが
遅い地域では7日の夜22時頃まで停電が続きました。
ちなみに、私が住む地域は停電の復旧は7日の深夜になりました。
大きな被害をもたらした今回の地震を受けてドコモ・au・softbankの大手キャリアが支援措置を発表しました。
大手3社が緊急支援措置を発表
スマホの大手キャリアのドコモ・au・softbankが胆振地震によって災害救助法が適用された地域のユーザーに対して
支援措置を実施する事を決定し発表しました。
それぞれのキャリアが実施する支援措置の内容をまとめて行きたいと思います。
ドコモが実施する支援措置内容
ドコモが実施する支援内容の一覧は以下の通りです。
・付属品の無償提供
・スマホ本体の割引販売
・故障修理の一部減額
・データ復旧サービスの無料化
・契約事務手数料、登録手数料などの無料化
・受付手続きの緩和
・「ドコモ光」の基本料金等を無料化(※ユーザーからの申し出が必要)
・「ドコモ光」等に関する一部機器の無償提供
・料金支払い期限の延長
このたびの北海道において地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
ドコモは、地震による災害に伴い、災害救助法が適用された地域を対象に支援措置を実施してまいります。
詳しくはドコモからのお知らせをご覧ください⇒https://t.co/Ujn9vjGg2P pic.twitter.com/HPIc7kHNSg— NTTドコモ (@docomo) 2018年9月6日
データ通信使い放題
本来、スマホは契約している毎月のギガ数を超過すると通信速度が低速に制限されるのですが
胆振の地震を受けて、そのギガが超過した場合でもデータ通信の制限は行わない事を決めました。
期間は2018年9月6日から9月30日までで、今の時点で既にギガ制限を超過して速度制限が掛かっているユーザーも対象です。
この対応は停電によって自宅のWi-Fiが使えないユーザーにとっても助かります。
また、自宅にネット回線がない人は通信制限を気にする事で復旧や被害の状況を伝えるネット配信を視聴する時間が制限されますが
通信の制限がなくなる事で制限を気にする事なく情報の収集が可能になります。
スマホ本体の割引販売
今回の地震によって所有するスマホが故障したり破損、紛失してしまったユーザーは9月6日から10月31日までの期間であれば
スマホ購入時に特別割引を受ける事が出来ます。
対象地域のドコモショップで受付をしているので詳しい割引の内容はショップで確認しましょう。
故障修理の一部減額
9月6日から10月31日までの期間で今回の地震によってスマホや携帯電話が故障したユーザーは修理に掛る費用の
一部を減額してもらえます。
減額の内容は対象地域のドコモショップで確認をお願いします。
データ復旧サービスの無料化
9月6日から10月31日までの期間に破損データの復旧に成功した場合に掛る費用を無料化します。
契約事務手数料、登録手数料などの無料化
9月6日から10月31日までの期間、地震によってスマホや携帯電話が故障したり紛失した場合に
新規契約や契約の変更、機種変更における登録手数料などが無料化されます。
地震によってスマホが紛失した場合には新しいスマホを持つ事になると思いますが
その際に掛る手数料が無料になるので助かるのではないでしょうか?
受付手続きの緩和
9月6日から10月31日の期間、今回の地震によってスマホや携帯電話を破損、故障、紛失したり、ドコモ光が利用できない期間があったユーザーに対し
対象地域のドコモショップに来店し手続きを行う時に本人確認書類に不足があった場合でも、後日、本人確認等をさせていただくことを条件に受付手続きを行います。
「ドコモ光」の基本料金等を無料化
9月6日から10月31日の期間に停電などにより避難していたりといった理由でドコモ光を利用する事が出来ない状況だったユーザーは
ユーザーがドコモに申し出た場合に限り期間中のドコモ光の基本料金などを無料化します。
また、地震の被害によって転居する場合にはドコモ光の移転工事料金、移転手数料を無料化してくれます。
一部機器の無償提供
9月6日から10月31日の期間で電池パックやACアダプタ・DCアダプタ、FOMA補助充電アダプタ、ポケットチャージャー等を対象地域のドコモショップにて無償で提供してもらえます。
また、ドコモ光を契約しているユーザーはドコモ光に関する一部機器の無償提供を受ける事が出来ます。
ドコモ光ルーター01とドコモテレビターミナルが地震によって故障したり紛失してしまったユーザーに無償で提供します。
料金支払い期限の延長
対象地域の被災ユーザーは携帯料金やドコモ光の料金の支払い期限が延長されます。
ドコモショップ、コンビニエンスストア、金融機関の窓口でお支払いただいている場合は
2018年9月の請求(8月ご利用)分は、請求書の支払期限を2018年10月31日まで延長してもらえます。
注意事項
口座振替・クレジットカードで支払いをしているユーザーは
自動的に口座引き落としになるので対象外のようです。
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auが実施する支援内容
auは当初はデータの制限の対応については
9月6日〜7日の2日間で実施した、5GBまでのデータチャージ料金を無料で提供という支援になっていたのですが
新たに9月7日から9月30日までは契約の通信量を超過しても速度制限をしないというドコモと同様の支援措置に切り替えました。
その他の支援内容はドコモとほぼ同様の内容になっています。
・利用料金の支払期限の延長
・一部手数料の減免
・au one net (auひかり) 移転時の工事費等の割引
・au one net (auひかり) のレンタル機器の無償交換
・受付手続きの緩和
・携帯電話修理費用の軽減
・携帯電話購入時の特別割引実施
・付属品の無償提供
・PC・スマホなどのデータ復旧サービスの支援措置
auもドコモと足並みを揃えた形になっていて、支援の内容はドコモを同様の内容になっています。
光が避難などで使えない時期があった場合にはユーザーが申告する事で、その期間の基本料金やサービス利用料を減額してもらえます。
また、8月利用分9月請求分の料金を10月31日まで延長します。
詳しい内容はauショップで確認するようにしましょう。
softbankが実施する支援内容
softbankが実施する支援の内容は他の2キャリアとは少し違っているようです。
・利用料金の支払期限延長
・インターネット接続サービス、固定電話サービスの月額基本料金などの減免
・電話機、接続機器などの破損、紛失に関する交換費用・修理費用の減免および無償化
softbankが実施する支援の内容はデータ通信の制限に関しては9月8日19時現在ではsoftbankとYモバイルを利用しているユーザーを対象に
1か月分のデータの追加購入の料金を無償化してくれるようです。
9月6日を含む請求月の末日までの期間に限り追加購入した1か月分のデータ通信料が無料になるようです。
詳しい内容はsoftbankショップで確認しましょう。
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