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宇宙

宇宙の謎!地球外生命体は存在する?

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宇宙の謎!地球外生命体は存在する?宇宙というのは果てしない暗黒の空間で私たちにはいまだに解らない事だらけな不思議な存在です。

科学の進歩と共に、最近では新しい発見が増えているとは言っても、やはり宇宙は謎多き空間といえます。

そんな宇宙を見上げて物思いにふけってみると誰もが一度はこう考えると思います。

『宇宙人っているんだろうか?』

宇宙に生命体は存在するのか?


果てしない夜空は私たちにとても広大な謎を与えてくれます。

しかし大抵の場合は、その謎について考えるのは一時的な事であって数時間もすれば元の日常をこれまで通りに暮らしていく人が殆どでしょう。

今から80年ほど前に、やはり『宇宙人はいるのかな?』と考える少年がアメリカにいました。

その少年が私たちと違ったのは、その謎を一時的な興味で終わらせるのではなく後に天文学者になって宇宙人を探すというプロジェクトのリーダーにまでなったんです。

その不屈の少年の名前は『フランク・ドレイク』といって1958年にウエストバージニアの国立電波天文台に就職して1960年にドレイクを中心とした宇宙人探索プロジェクトが実行されたのです。

宇宙人探査『オズマ計画』

オズマ計画という名を聞いた事があるでしょうか?

この計画は地球から12光年離れている『クジラ座タウ星』と地球から10光年離れている『エリダヌス座エプシロン星』の方向に電波望遠鏡を向けて

そこに存在するかもしれない知的生命体が発する電波信号を受け取ろうという目的です。

なぜ、この二つの星に目を付けたのかというと、っ子の二つの星は太陽に似ているという事で選ばれたと言われています。

結果的にこの最初のオズマ計画ではそれらしい信号を捉える事は出来ずに4か月の計画を終えています。

その後も『オズマ2』という計画が1973年から1976まで行われましたが意味のある信号をキャッチする事はありませんでした。

Wowシグナル
1977年オハイオ州のプロジェクトチームがいて座の方向から
とても狭い周波数帯に集中した強い電波信号を72秒間受け取りました
この信号を受け取った観測者が驚きのあまりプリントアウトした信号に『Wow!』と
書き込んだことから『Wowシグナル』と呼ばれています
現在では彗星が発した信号ではないかという意見が主流ではありますが詳しい原因は謎のままです。

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生命が生存できる惑星は100億個ある?


現在では生命が生存する為に必要な最低条件は『ハビタブルゾーンに惑星がある事』とされています。

このハビタブルゾーンというのは簡単に言えば太陽のような恒星と地球のような惑星との距離が近すぎず遠すぎずという絶妙な距離にある事です。

例えば地球は今よりも少し太陽に近ければ海の水は蒸発を始めて大気中に水蒸気が増え、その水蒸気は地球の温暖化を促進してやがて海の水は乾き

金星のようになってしまいます。

反対に今よりも太陽から遠ければ太陽から受け取るエネルギーが減るので二酸化炭素は固体となって水は凍り着いてしまうでしょう。

近くても、遠くても水は液体として存在する事は出来なくなります。

そして、今の地球のように水が液体として存在出来る環境を可能にしている恒星からの距離が『ハビタブルゾーン』といいます。

そして2009年にNASAが地球サイズの系外惑星を探す為に打ち上げた探査衛星『ケプラー』が送ってきたデータの中には

地球サイズの惑星がハビタブルゾーン内に存在する事を示している物も含まれていました。

とはいってもケプラーが観測出来た領域というのは銀河系の本の一部でしかないので統計的に銀河系全体で考えると100億個の惑星が恒星の周りを周回していて尚且つハビタブルゾーンの中に位置しているであろうという予測がされています。

恒星プロキシマ・ケンタウリ

私たちが住む太陽系から最も近い場所に位置する恒星は太陽から約4光年にあるプロキシマ・ケンタウリという恒星です。

このプロキシマ・ケンタウリはアルファ星Aとアルファ星Bと共にケンタウルス座アルファ星を構成している三重星の一つです。

その太陽系に最も近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリの周りの惑星を探すという観測が1990年代から行われていたのですが

2016年8月にプロキシマ・ケンタウリから約750万キロ離れた位置に地球とほぼ同じ大きさの惑星が発見されました。

この惑星はプロキシマ・ケンタウリの周りを約11日という公転周期で回っていてプロキシマ・ケンタウリからの750万キロという距離はハビタブルゾーンで水が液体として存在できる可能性が高い事が判明しました。

生命が生まれ育つ可能性を十分に持つこの惑星は2018年に打ち上げが予定されているジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で詳しい観測が行われる事になるでしょう。

太陽系内に生命体の痕跡が?


地球外生命体を探すという時には二つの視点でのアクションをする事が多いです。

➀太陽系内に生命体はいるのか?いたのか?
➁太陽系外に生命体はいるのか?いたのか?

私たちの身近である太陽系内に生命体の痕跡があるのかを見ていきたいと思います。

火星に生命体の可能性は?


火星と言えば移住計画が進行中でもお馴染みで最も私たちに馴染みのある惑星の一つです。

この火星は太陽から約2億3000万キロメートルのところを3年かけて公転しています。

火星は地球と比べて太陽から受けるエネルギーは半分程度なのです。

火星の半径は地球の半分ほどですが質量は10分に1なので火星の内部の温度は上がらずに火山活動も長く続かないんです。

表面重力は地球に3分に1なので大気は薄く大気圧は地球の1%以下となっているので仮に過去に水があったとしても蒸発してしまっているという事になります。

火星の大気の主成分は二酸化炭素と窒素で酸素は殆どありません。

表面の温度は平均してマイナス55度で水があるとしても凍ってしまうので氷としてしか存在出来ません。

ここまで火星の状況を書くと、とても生命体が存在できる環境とは思えないのですが、こんな環境でも微生物の存在は十分に期待できるんです。

現在は火星は昔は水が流れていたという見方が本命で実際に2004年にはスピリットとオポチュニティという2台の探査機が火星のクレーターの内部の岩石に流水の痕跡を示す

模様を発見していますし、2008年には火星を周回しているNASAの探査機マーズが火星の北極で水から出来た氷の塊が斜面を転がり落ちている映像を地球に送信してきています。

そして2011年11月に打ち上げられたマーズ・サイエンス・ラボラトリーは火星の土壌採取や岩石の採掘を行い36億年前の岩石から炭素・水素・酸素・窒素・硫黄の痕跡を確認しているんです。

これは太古の火星に生命に適した環境があった事を示しています。

2016年には高温の火山活動によって作られる鱗珪石(りんけいせき)という鉱物を発見した事で火星に火山活動があった事を発見しています。

■『火星は地球に似ていた』
ここまでの火星の探査から太古の火星の姿というものが判明してきました。

火星が誕生してのは地球とほぼ同時期である約46億年前で原始の火星には酸素が豊富に存在して海やオゾン層もあったという考えが主流になっています。

ポイント
太古の火星には火山活動があったので地球と同様に海には
熱水噴出孔があったと考えられるので
地球の熱水噴出孔の周囲と同じように生命がいた可能性は高いです。

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エウロパの地下海に魚がいる!?


木星の衛星の一つに『エウロパ』という星があるのですが、このエウロパには液体の海があり生命の存在が期待されています。

エウロパはガリレオ・ガリレイが発見した木星の周りを3日と13時間かけて周回する巨大な衛星で大きさは地球の衛星の月よりも少し小さく

表面は厚さ3キロの氷に覆われている事がわかっています。

エウロパの平均温度はマイナス170度と極寒の世界なので、とても生命が存在できる環境とは思えないのですが

木星や周辺の惑星の影響を受けエウロパには常に伸びたり縮んだりする強い潮汐力(ちょうせきりょく)がかかり摩擦によって星の中心部に熱が発生して

表面の厚い氷の下には150キロの深さの海が液体として存在している可能性が高いんです。

その仮説を裏付けるように実際にエウロパの表面には氷が一度溶けてから再び固まったような地形も確認されています。

2012年にはハッブル宇宙望遠鏡によってエウロパの南極付近から水が噴き出している事が観測されていて2016年にも水蒸気のようなガスが200キロの高度まで吹き上がっているのを観測しているので液体として水が存在している事はほぼ確実です。

さらにエウロパは木星からの放射線によって水分子が分解されて酸素が作られていると考えられているので、仮にこの酸素が水に溶けているとした場合には

地球の海と同じ様な組成であると考えられています。

エウロパの海底にも地球の海底と同様に熱水噴出孔が存在している事も確実視されているので今現在、厚い氷の下の深い海の中を無数の魚が泳いでいる状況は十分にあり得ると考える人が多数います。

■『2020年生命探査へ』
NASAとヨーロッパ宇宙機構ESAは2020年に共同でエウロパに対する生命の存在を調査するための探査機打ち上げを計画しています。

この探査はエウロパに探査機を着陸させて表面の氷の掘削や地下の海にロボットを潜らせて生命を探すという、かなり本気の探査計画になっています。

2020年頃に生命発見のニュースが飛び込んでくるかもしれません。

タイタンのメタンの湖に生命が?


土星は60を超える衛星を引き連れているのですが、その沢山の衛星の中で最も大きい衛星が『タイタン』です。

タイタンの大きさは、なんと水星よりも大きくて直径5150キロメートルにもなります。(水星の直径は4879キロメートル)

土星からおよそ120万キロメートルの位置を15日と22時間かけて周回しているタイタンはエウロパと同様に極寒の地です。

平均温度はマイナス170度なのですが土星からの強い潮汐力の影響で内部は熱く、火山活動が確認されています。

さらにタイタンは太陽系の衛星の中で唯一厚い大気(窒素95%メタン5%)があって大気の上層では太陽からの紫外線や土星による磁場の影響で様々な有機物がつくられています。

大気中には雲が浮かんでいて地球と同じように雨も降ります。(メタンの雨)

タイタンはエウロパと比べて、ハッキリと地表の状態が確認されていて、1997年にNASAが打ち上げた土星探査機カッシーニは2004年に土星の軌道に到着し2004年12月に

タイタンへとホイヘンスという探査機を送り込みました。

無事にタイタンに着陸したホイヘンスは地表に液体のメタンとエタンの湖がある事と更に川となって流れている事を確認しています。

メタンとエタンの湖に生物なんか存在するわけがないと思う人もいると思いますが、2014年に地球にある天然のアスファルトで出来た湖の中に微生物が発見されています。

それも複数の多種多様な微生物がアスファルトを有機物に分解しながら生きていたんです。

これまではあり得ないと考えられていた環境の中に生物が生存しているという発見は次々の報告されているのでタイタンのメタンやエタンの湖に生物が存在しないと考える方が非科学的になってきているんです。

エンケラドゥスにも生命の可能性

土星の衛星の一つであるエンケラドゥスは土星から24万キロメートルの位置を33時間かけて周回しているのですが、このエンケラドゥスにも生命の存在が大きく期待されています。

氷で覆われた表面の南極部分にある氷の裂け目から水が吹き出しているのをカッシーニが観測した事で一気に注目を集めました。

カッシーニはこの吹き出す噴出物の中を何度も通過して成分を検出いた結果、氷の結晶の中から塩分を発見します。

エンケラドゥスの氷の下には深さ30キロの液体が存在していると判明し2017年にはNASAがエンケラドゥスの噴出した成分の中に水素分子が含まれている事を発表しています。

この水素分子は海底の熱水噴出孔からの熱水と岩石が反応した事で出来たものの可能性が高いので地球の深海と同じく熱水噴出孔の周りに生命体が存在する可能性が高くなっています。

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地球外の高度文明は存在するのか?


生命の存在を考える時には、確かに微生物も生命であることに変わりはないのですが

やはり興味の対象は高度な文明を持った生命体が存在するのか?という事だと思います。

私は個人的には『いない』と考える方が非科学的という考えです。

これまではあり得ないとされて来た環境で生きている微生物は沢山発見されています。

アスファルトを有機物に分解しながら生きている微生物が存在するというのもそうですが私たちの想像が及ばない生物がいても不思議ではありません。

実際にこれまでは有り得ないと考えられていた深海に生きている生物も発見されるなど従来の常識は時の流れによって常識へと塗り替えられていきます。

地球上の生命は全て太陽のエネルギーがなければ生きられないという常識を覆したのが太陽の光が一切届かない深海の最深部に貝類や甲殻類が生存している事が判明しました。

太陽の光が届かない深海の最深部でどうやって生命を維持しているのかというと、地球内部から噴出される熱水は水素や硫化水素も出てくるのですが

それらをエネルギー源にするバクテリアがいて、そのバクテリアを餌にする事で生存している事がわかっています。

という事は生命は必ずしも太陽のエネルギーに依存しているわけではないという事になるので、太陽から離れた惑星にも生命がいても不思議ではないとい事になります。

ドレイクの方程式


私たち地球人のように文明を持つ生命体の存在を考える時に用いられる方程式があります。

それが『ドレイクの方程式』といって銀河系に存在する交信可能な地球外文明がいくつ存在するのかを見積もるための式です。

ドレイクの方程式

N = R* × fp × ne × fl × fi × fc × L

N 現在銀河系に存在する高等文明の数
R* 1年間に銀河系に誕生する恒星の数
fp その恒星が惑星系を持つ確率
ne 1つの惑星系の中に生命が生存可能な環境を持つ惑星の数
fl そこに生命が発生する確率
fi その生命が知的生命を持つまで進化する確率
fc その生命が他の星に対して通信を行う文明を持つ確率
L その文明の継続時間

この方程式は計算する人の主観によって答えはバラバラになるのですが肝心なのは

ドレイクの方程式の答えは『0』にはならない事です

この方程式によれば計算する人によって答えにバラつきはあるものの文明を持つ生命体は必ず存在するという事になります。

この事をどう捉えるかはアナタ次第なのではないでしょうか?

さいごに

過去の常識は時間の経過と共に覆されてきています。

今の常識も未来には覆されている事でしょう。

今現在は生命はハビタブルゾーン内の環境でなければ存在出来ないという考え方が主流ですがハビタブルゾーン外でも生きる生命はいるかもしれませんし

酸素を全く必要としない生命もいるかもしれません。

地球ベースで人間が決めた生命の定義に捉われない生命体が生きている可能性は誰も否定できない事です。

そう考えると私たちはハビタブルゾーンだの酸素だの液体の水だの視野の狭い間違った生命体の探し方をしているのかもしれないですよね。

宇宙にはすぐそこに私たちの想像も出来ないような生命体がたくさん生きているのかもしれません。

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  • この記事を書いた人
TAKA

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運営者:TAKA 年 齢:30代 出身地:北海道 ‐自己紹介‐ 私はパソコン、車、そして天体が好きな30代です。 ブログでは基本的に自分の好きな事を書いていくスタイルなので カテゴリーはゴチャゴチャしていて汚いと思います(笑) 不定期更新ですがマイペースで更新していきたいと思っています。

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