耐えられない頭のかゆみ
頭が痒くてボリボリかいてはフケが出るのってストレスがたまりますよね。
シャンプーをしたばかりなのに、もう頭が痒いなんて経験はありませんか?
風呂上がりなのに、すぐに頭が痒くなって、ボリボリかくと粉雪のようにフケが降る。
こうなってしまうと、痒みにイライラ・・
人前ではフケが気になりイライラ・・
痒みだけなら、まだマシですが、フケが大量に出ると見た目的にも不潔に見えてしまいます。
キチンと毎日シャンプーをしているのにもかかわらず、フケのせいで
『あの人お風呂入ってないのかな?』と思われてしまいそうですよね。
頭の痒みやフケには様々な原因と様々な種類があります。
アナタの頭の痒みやフケはどのタイプなのかを知る事が改善への重要な第1歩になります。
頭の痒みの原因とは?
頭の痒みの原因は頭皮の機能の低下という大きな原因から更に2つに分類できます。
■①頭皮の乾燥
必要以上にシャンプーをしてしまったり、間違ったシャンプー方法によって頭皮は乾燥してしまいます。
1日に何度もシャンプーをしてしまう人は注意が必要になります。
シャンプーのし過ぎで頭皮に必要な皮脂まで落としてしまう事が原因です。
そして間違ったシャンプー方法としては爪をたててゴシゴシ洗う人。
頭皮を傷つけ化膿してしまう事もあり、痒みの原因になります。
■②頭皮の脂
これは頭皮の感想とは逆で頭皮に余分な皮脂が溜まりすぎている状態です。
溜まりすぎた皮脂は頭皮の毛穴を詰まらせ、細菌が繁殖してしまい、痒みを引き起こします。
また、皮脂が毛穴を詰まらせてしまうと頭皮の代謝が上手く行われずに頭皮の機能が徐々に低下していってしまいます。
正常なフケと異常なフケ?フケの原因と種類。
そもそもフケと言うのは、誰もが必ず出ています。
というのも人は皆、古い角質を剥がれ落とし新しい皮膚に生まれ変わらせるターンオーバーを繰り返しています。
フケというのは、古い角質ですから、フケが出る事自体は当然の事です。
しかし、正常のターンオーバーによるフケというのは小さいので目に見えません。
目に見えるフケが出ている時点でターンオーバーが正常に行われていないと言う事になります。
正常なターンオーバーが行えなくなる原因というのは、様々な要因がありますので、原因を特定する事へ難しいですが、主に以下の要因に気をつけて欲しいと思います。
◆爪やブラシで頭皮を傷つけている。
◆頭皮に合わないシャンプーを使う事で炎症を起こしている。
◆疲労、ストレス、睡眠不足。
食生活や生活習慣の乱れというのも、意外と頭皮のターンオーバーを妨げる原因の一つなんです。
それでは、フケの種類について書いてみたいと思います。
頭の痒みの原因と同様にフケも大きく2種類のフケがあります。
■①乾性フケ
乾性フケは頭皮が乾燥し荒れている事が原因で発生するフケです。
白く細かくてサラサラしたフケが特徴です。
もちろん、白く細かいサラサラしたフケが100%必ず乾性フケと断言出来るものではありませんが、乾性フケの場合は、そういうフケが出る事が多いと言えます。
フケが乾性フケの場合は頭を洗っても改善されません。
フケが気になり始めると、つい頭を洗う回数を増やしてしまいがちで、更にフケを払い落とそうと爪をたてて洗ってしまいがちなのですが、これはやめておきましょう。
乾性フケが出ている場合は乾燥によって頭皮の水分や皮脂が少ない状態ですから、フケが出るからと言ってシャンプーのし過ぎは逆効果になります。
重度の乾性フケが出ている場合はシャンプーは1日おきにしても良いくらいです。
とは言っても1日頭を洗わないのが耐えられないという人は多いです。
専門家によると、頭皮の乾燥は熱いシャワーや洗浄力の強いシャンプーによって天然のオイルとも言える頭の皮脂を落としすぎているケースが多いとの事です。
毎日シャンプーをしたい人はぬるめのシャワーで洗浄力が強すぎないシャンプーで頭皮を傷付けないようにする事が大切になります。
■②脂性フケ
脂性フケは頭の皮脂の増加やマラセチア菌の繁殖などが原因となるフケです。
黄色かかった、大きなフケが特徴です。
脂性フケは頭を洗わない事が多かったり、洗ってもシャンプーの洗い残しなどが続いたりといった不十分な洗髪が原因の場合と
皮脂腺の活性化による皮脂量の増加が原因の場合があります。
いずれにしても、皮脂が増加する事でマラセチア菌の繁殖を促進してしまいます。
マラセチア菌は頭皮の皮脂を食べて繁殖しますので、皮脂の増加はマラセチア菌にとって住みやすい環境になります。
マラセチア菌は頭皮の脂質(トリグリセリド)を食べ繁殖するだけでなく、皮膚に炎症を起こすアラキドン酸やオレイン酸、酵素(リパーゼ)を分泌する事で脂漏性皮膚炎を起こします。
脂性のフケは脂性イコールフケの原因というワケではなく、皮脂の増加にマラセチア菌の増加、免疫力の低下といった様々な要因が重なった結果、発生します。
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皮脂が多い脂性フケはたくさん洗えば良いのか?
脂性フケは皮脂が多いワケですから、単純にたくさん頭を洗えば解決するのでしょうか?
答えはどちらとも言えませんとなります。
皮脂が多い脂性フケと言っても、洗浄力の強いシャンプーで頭を洗いすぎると悪化する場合もあります。
余分な皮脂を落とそうと洗浄力の強いシャンプーで洗浄回数を増やした場合、皮脂を過剰に取り過ぎるため、無くなった皮脂を補おうと皮脂腺の活動がより活性化し、より多くの皮脂を出してしまうためです。
逆に洗浄力の強いシャンプーでしっかりと余分な皮脂を取り除いた結果、症状が改善したと言うケースもありますので、どちらが正解なのかは一概には言えません。
一概には言えないシャンプーの回数ですが、極端に言えば
■シャンプー回数が多すぎると乾性フケになりやすい
■シャンプー回数が少なすぎると脂性フケになりやすい
というのが一つの判断材料になります。
シャンプーの洗浄力ってなんなの?
一言に“洗浄力の強いシャンプーのし過ぎは良くない”
とは言っても、そもそもシャンプーの洗浄力って何を見て判断すれば良いのでしょうか?
そこを知らないとシャンプーを上手く選ぶ事が出来ません。
シャンプーは様々な成分で出来ていますが、洗浄成分は主に界面活性剤と呼ばれる成分で出来ています。
この界面活性剤、実は排水口を綺麗にするパイプユニッシュにも使われています。
この事からも極論で言えば、シャンプーで頭を洗う行為自体が頭皮をダメージを与える事がわかると思います。
界面活性剤も様々な種類があって主に以下に分類されます。
石鹸系
高級アルコール系
アミノ酸系
両性イオン系
タウリン系
タンパク質系
この中ではアミノ酸系シャンプーは洗浄力がやや弱く、皮脂を取りすぎないシャンプーと言えます。
アミノ酸シャンプーは洗浄力がやや弱いので頭皮の汚れや過剰な皮脂は洗い流してくれ、頭皮にとって必要な皮脂まで落としてしまうことはありません。
頭皮に必要なうるおい成分は残しながら髪を洗うことができるのがアミノ酸シャンプーの特徴です。
石鹸系シャンプーは洗浄力が強く、皮脂を取りすぎるシャンプーです。
必要な皮脂やうるおいも落としてしまいますので、頭皮が乾燥しやすくなります。
石鹸で顔を洗うとツッパルという経験があると思いますが、これは石鹸の洗浄力が強いからなんですね。
という事は石鹸系シャンプーで頭を洗うと頭皮でも同じ事が起きているので、髪の毛もキシキシになります。
乾性フケに悩んでいるならば、石鹸系や石油系のシャンプーは控え、アミノ酸系シャンプーを導入してみましょう。
脂性フケで悩んでいるならば、アミノ酸系シャンプーより石鹸系シャンプーでしっかり皮脂を落とす事も良い場合があります。
フケに効くシャンプー!
乾性フケ、脂性フケに効くシャンプーを紹介します。
これは僕自身が使用した結果ですので、必ず効くというものではない事を付け加えておきます。
■乾性フケに効くシャンプー
『カウブランド無添加シャンプー』
植物性アミノ酸系洗浄成分を使用していますので頭皮へのダメージが少ないです。
乾燥フケや、頭皮が弱くかゆい人、炎症を起こしやすい人などが使って効果を実感し、おすすめしているシャンプーです。
僕自身も使用した結果、頭皮のツッパリ感もなく、髪の毛のキシキシしませんでした。
ただ、サッパリ感は弱いですが、それが乾性フケには効果的なんですね。
数ある無添加シャンプーの中でもオススメです。
『ウーマシャンプー』
馬油シャンプーの中でも抜群に効果的なのがウーマシャンプーです。
アミノ酸系で頭皮に優しく、洗い上がりの潤いが本当に実感出来るレベルです。
効能には『馬油は最高級のこうね馬油を使用。浸透力に優れており、頭皮をしっかり殺菌、皮膚を修復します。皮脂の過剰分泌を抑える事でフケを抑えてくれます。』とありますが、まさにその通りのシャンプーです。
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■脂性フケに効くシャンプー
脂性フケに効くシャンプーは個人的に1択です。
『バルガス』
脂性フケに悩んでいた時、オクトやフケミン、毛髪力などのシャンプーを試し、一時的に良くはなったんですが、ある程度すると再発するようになるという繰り返しでしたが、このバルガスは最強と言えるものです。
シャンプーと言うよりは、リンスが最強で
皮脂の増加による菌の繁殖が起きている方は是非試して見てほしいです。
使った瞬間から
”頭なくなった?“
と思う位に痒みがピタリとなくなります。
僕はバルガスシャンプーを毎日使って、痒みが出てきた時にバルガスリンスを投入する事で、痒みもフケも全くない状態が続いています。
とにかくフケや痒みをすぐに止めたい!というアナタにオススメのシャンプーがバルガスです。
やはり究極は皮膚科への受診
生活習慣の改善や食生活の改善、シャンプーの選び方など、自分で出来る対策もありますが、どうしようもない場合も必ずあると思います。
その時は迷わず皮膚科への受診をオススメします。
頭の痒みやフケで悩む人が1人でも減りますように。
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