格安SIM・SIMフリーってどんなもの?
アナタは一度はこんな事を聞いた事がないでしょうか?
“格安SIMを使えばスマホ代が月1000円以下で持てるよ!“
スマホ代が高いと感じてる人にとっては、魅力的な話しだと思います。
結論から言えば、格安SIMを使えばスマホ代をグンと安く出来ます!
そもそも格安SIMってなんなの?
安くなる安くなると聞いても、結局格安SIMがどんなものなのかわからないという人の為に
格安SIMについて、詳しく解説していきたいと思います。
■格安SIMとは
MVNO(仮想移動体通信業者)が提供するサービスの事です。
MVNOはドコモなどが持っている通信基地の設備を借りて独自の携帯電話料金プランをユーザーに提供しています。
格安SIMの走りは2011年に月額980円という価格の
イオンSIMが登場した事で一気に注目を浴びて人気になりました。
2015年現在では、様々なMVNOが誕生しているんです。
■格安SIMの特徴は
格安SIMという名の通り、ドコモ、エーユー、ソフトバンクといったキャリアと比べてスマホの月額料金がガツンと安くなる事です。
格安SIMを利用するには?格安SIMは誰でも利用出来る?
まず、格安SIMは誰でも利用出来ます。
そして、実際に格安SIMを利用するには2つの準備が必要です。
①SIMカード
②SIMフリー端末
■SIMカード
SIMカードは電話番号を特定する為の固有のID番が記録されているICカードの事です。
これはガラケーにもスマホの中にも必ず入っているカードなんです。
格安SIMを利用するにはMVNOが提供するSIMカードを購入します。
購入の仕方はMVNO各社のホームページ(後に記載します)やAmazon、楽天などのインターネットショッピングサイトや家電量販店で売っていますので、購入します。
■SIMフリー端末
そして、もう一つがSIMフリー端末になります。
ドコモ、エーユー、ソフトバンクなどのキャリアが販売しているスマホ端末はユーザーが独自に用意したSIMカードが使えないように
ロックがかかってます
SIMフリー端末とは、そのロックが解除された状態の端末の事を言います。
フリー端末は現在ではSIMカードと同じくネットや家電量販店で販売されています。
豆知識としてMVNOの大多数はドコモの回線を利用しているので、ドコモが扱うスマホであればSIMカードを差し替えるだけで格安SIMを使う事が出来る場合が多いです。
またドコモで販売されているスマホは基本SIMロックがかかってますが、ドコモショップに持って行けば有料ですが、SIM解除してもらえます。
注意点としては、iPhoneはSIM解除は非対応です。
そして、格安SIMとSIMフリー端末を用意したら、カードを差し、パッケージなどに記載されている指示の通り利用者登録を済ませると、すぐに使い始める事が出来ます。
格安SIMには種類がある!
販売されている格安SIMには種類があって、その種類によって違いがあります。
まずは、サイズが3種類あって
機能はどれも同じですが、スマホの端末ごとに対応するサイズが異なるので注意が必要です。
格安SIMのプランでは3種類とも提供してる場合が多いですが、自分がどのサイズのカードが必要なのかは事前に確認しておきましょう。
次に、格安SIMには通信専用のカードもあります。
通信専用であれば、当たり前ですが通信しか出来ません。
ほとんどのカードは通話も出来る物が多いですが、これもキチンと確認してから購入しましょう。
ドコモだけじゃなく、auやソフトバンクにも格安SIMはある!
MVNOの多くはドコモの回線、電波を利用していると書きましたが、auとソフトバンクの回線、電波を使っているMVNOも存在します。
以下がauとソフトバンクの回線を利用しているMVNOと特徴です。
auの回線を使用
【UQ mobile mineo】
auが誇る建物内でも電波を掴みやすく、高速な4G LTE回線を利用。
標準SIMの取り扱いはしていません。
ソフトバンクの回線を使用
【Y! mobile】
ワイモバイルはソフトバンクの回線を利用し格安SIMを提供しています。
iPhoneに使えるnano SIMの取り扱いはありません。
MVNOはそれぞれ、キャリアの回線を使っているので、電波はキャリアと同じで高速で繋がりやすいといえます。
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キャリアと格安SIMとの料金比較
一般的なキャリアスマホの月額料金と格安SIMの月額料金を比較してみたいと思います。
【キャリア】
・基本料:2700円
・データプラン(2ギガ):3500円
・ISP料:300円
合計:6500円/月
【格安SIM(通話付き)】
・月額利用料:1600円
・通話料:1200円(30分)
合計:2800円
毎月、およそ3500円程度スマホ代が安くなります。
格安SIMを利用するメリット・デメリット
実際、格安SIMを利用する事で、どんなメリットとデメリットがあるのかを把握しておく必要があります。
■メリット
・月々の支払いがグンと安くなる
・用途にあったプランが豊富
・端末を買う場合も格安
・MNPで電話番号も移行出来る
・ラインやスマホアプリも問題なく使える
・タブレットに挿しても使える
■デメリット
・ショップがほぼないのでアフターケアが受けづらい
・利用開始の設定を自分でしないといけない
・SIMフリーの格安端末は各キャリアの最新スマホより性能が低い場合が多い
・MNPによる変更がその日に終わらず時間がかかる場合が多い
アフターケアについては、やはり大手3社にくらべて圧倒的にショップ自体が少なくサポート面では弱いです。
もちろん、各MVNOのホームページにヘルプページが用意されていたり、電話やメールで問い合わせは出来ます。
しかし、店頭でのサービスというのは殆ど無いと思っておいた方が良いでしょう。
一部MVNOは大型家電量販店にコーナーショップを持っている場合もありますが、数で言えば絶対的に少ないのが実際のところです。
自分に合った格安SIMの見つけ方
現在、利用者が急増している格安SIM。
MVNO自体も増加中で、プランも様々多種多様に提供されています。
各社、格安SIMのサービスに力を入れているので、月額利用料などは大差がない状況だと思います。
殆どのMVNOはドコモの回線を使い電波の質は同じなんですが、注意したいのは
どれだけの電波を借りてるか
当然、ドコモから電波を多く借りてるMVNOほど快適にスマホを使う事が出来るエリアが広いわけです。
しかし、この“どのくらい電波をかりてるか“という
情報は各社公表していません。
目的別で代表的なオススメ格安SIMのプラン
MVNOのプランは大きく5つに分けられます。
■BIGLOBEライトMプラン
月額基本料:3738円
通話料:30秒20円
SIMカードサイズ:標準、micro、nano
通信量制限:8ギガ
初期費用:3000円
提供:BIGLOBE
大手3社と比べると安いけど、格安SIMとしては若干高め。
通信速度は速めです。
キャリアと同じ環境で格安SIMを使いたい人におすすめ。
■IIJ mio ファミリーシェアプラン
月額基本料:3260円
通話料:30秒21.6円
SIMカードサイズ:標準、micro、nano
通信量制限:7ギガ
初期費用:3000円
提供:IIJ mio
一つの契約でSIMカードを3枚使えるプラン。
タブレットなどに挿したい時にいちいち挿し変えなくても大丈夫!
■U-mobile通話+LTE使い放題
月額基本料:2980円
通話料:30秒20円
SIMカードサイズ:標準、micro、nano
通信量制限:なし
初期費用:3000円
提供:U-mobile
とにかく、ネットガンガン使いたい人におすすめ。
通信無制限なので、ネットも動画もガンガンやれます。
■スマホ電話SIMフリーDATA
月額基本料:1560円
通話料:30秒20円
SIMカードサイズ:標準、micro、nano
通信量制限:なし
初期費用:3000円
提供:b-mobile
通話がメインで通信は出来れば良いレベルの人におすすめ。
通話がしたい人ならこのプランが最適です。
通信速度が200kbbsと遅めで重いデータをダウンロードするのは遅いですが、一応通信無制限なのでおすすめ。
■wireless gate Wi-Fi+LTE480円
月額基本料:480円
通話料:なし
SIMカードサイズ:標準、micro、nano
通信量制限:なし
初期費用:0円
提供:wireless gate
とにかく安く、通話はいらない、ネットが出来れば良いという人におすすめ。
オススメNo.1はU-mobile!
このように、様々なプランが出ているMVNOですが、どれを利用しようか迷ったならオススメするのはU-mobileですね。
高品質なドコモ回線で通話、通信ともに高品質です。
通信速度と十分でテザリングも安定しています。
速くて安定していて高品質でネット無制限。
とにかく迷ったらU-mobileを検討してみてはどうでしょうか?
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