格安スマホというと真っ先に思い浮かぶ事は大きくわけて、この二つなのではないでしょうか?
☑『月々の料金が安くなる』
☑『電波状況が不安』
料金が低く出来るメリットと同時に通信状態が不安というデメリットを天秤にかけている人が多いと思います。
実際に格安スマホは料金が安くなるから興味はあるけれど乗り換えに至らない理由としては
『ちゃんと繋がるのか信用できない』
という事があると思うんですよね。
私は格安SIMを使っているのですが、キャリアのSIMを使っている人から質問される時に必ずといえるほど聞かれるのが
電波ってどうなの?
この質問は必ずされますし、一応自分なりに正直に答えるようにしています。
正直に答えるといっても私は自宅では完全Wi-Fi運用ですので自宅にネット環境がない人には参考にならない事が多いです。
さて、そんな格安スマホに関する最新のトレンドに繋がりにくい格安スマホは違約金なしで解約可能になるというニュースです。
違約金なしで解約できる条件は?
総務省は以下の条件のどれかに該当する場合には違約金なしの解約を格安スマホにも導入する方針を示しました。
☑電波が繋がりにくい場合
☑契約の書面が交付されない場合
☑契約時の説明不足(説明と実態が異なるなど)
上記3点のどれか一つに該当するケースでは解約による違約金が発生しないという制度の導入を行う方針を示しています。
注意点としては契約から8日以内に限り違約金の発生が起こらないという点です。
これは契約に2年間は解約不可という、いわゆる2年縛りがあっても契約から8日以内であれば違約金なしで解約する事が可能という物です。
実際に繋がりやすさはどうなの?
では、実際に格安スマホの繋がりやすさとは、どうなのでしょうか?
私は格安SIMを導入してから2年以上経過しているのですが普段自宅にいる時はWi-Fiで接続していますし
基本、自宅ではパソコンを使っている時間が圧倒的に長いので格安SIMを純粋に格安SIMの能力だけで使う事というと
会社に行っている時の昼休みくらいです。
この条件でいうと、正直使えなくて困るという事はほとんどないです。
ただ、細かく言えば昼休みにTwitterの検索でデータが取得できない事は日常茶飯事ですし
ヤフーニュースもデータ取得が出来ない事も多いです。
都度、何度かアクセスしなおしてようやくニュース記事を読む事が出来るという状態ではあります。
流石に3回も4回もアクセスしても繋がらない時は『クソSIM使えねーな!』とイラっとする事もあります。
ただ、私の場合は自宅で使う分には苦はないですし、そもそも自宅ではパソコンを使っているので多少昼休みにイラっとするとしても
月々1700円程度でスマホを持てている安さのメリットの方が大きいので個人的には何も問題に感じていません。
しかし、自宅にネット環境がなかったり常にスマホでネットを見る人の場合はストレスになると思いますが。
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契約時の説明不足って?
格安スマホも契約は大抵の場合、ネットで申し込むか家電量販店のブースで契約する事が多いはず。
大手キャリアと契約する場合と同様にユーザーに対してしっかりと契約の内容を説明しなければいけません。
この説明が不足していたり、実際の説明と実態がかけ離れている場合には解約が出来るというものです。
『そんな事あるの?』と思う人は要注意が必要です。
スマホの契約に関しては全て疑ってかかるくらいで丁度良いといえるくらい某大手キャリアは契約が雑で悪意すら感じると今でもやり玉にあがります。
無料と言いながらしっかり料金を請求してきたり、ワザとユーザーを騙しているの?と思える契約方法がまかり通っているんです。
格安スマホでそのような話は聞いた事はないですが、説明の不足というのは確かにないとは言えないですよね。
ただ、この説明不足って8日で気づけますかね?
説明と実態が違っていると気づいたのが1か月後ならもう違約金発生するんでしょう?
さいごに
電波が繋がりにくいという基準が不明なので、いまいちピンと来ないですよね。
体感的に繋がりにくいと感じたら『繋がらない』という事になるのか。
また、契約時の説明と実態の違いを8日で判断する事が出来るのか?という疑問があります。
ユーザー保護という面での導入ではあると思うのですが、何だかしっくり来ないというのが正直な感想です。
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