ガラケーは消えてなくなるのか?
ガラパゴスケータイ、いわゆるガラケーがなくなるというニュースを見た人も多いのではないでしょうか?
携帯端末メーカーがガラケーの生産を、2017年以降に相次いで中止すると発表しました。
現在ではスマホ移行が進んでいてガラケー離れが進んでいるとは言われていますが
ガラケー愛好家
がまだまだ多い事は事実です。
スマホやiPhoneが華々しく宣伝され販売されている横で、ひっそりと新機種が生産販売されているガラケー。
スマホの勢いに追いやられ、ガラケーの新情報は、こちらから調べないと詳細がわからなくなるほどの扱いになっています。
そんなガラケーの生産が終了すると言う事でガラケーユーザーは心中穏やかではないのではないでしょうか?
ガラケー終了の真実を調べて行きたいと思います。
ガラケーとは?
スマホやiPhone、そしてガラケーにも基本機能を司る『OS』が搭載されています。
スマートフォンには『Android OS』
iPhoneには『ios』
がそれぞれ搭載されています。
ガラケーはAndroid OSやiosと言った代表的なOSが搭載されているわけでなく、日本の携帯端末メーカーが独自のOSを開発して搭載している携帯電話です。
折りたたみ式のデザインやボタン式など、ガラケーに愛着を持つ人も多く、通話やメールだけを使うユーザーからも支持されています。
僕の周りにも意外とガラケーユーザーが多くて根強い人気を感じているところです。
ガラケーは17年以降も生産されます!どういう事?
そんな中、前述のガラケー終了ニュースが流れたわけですが、調べて行くとどうやら生産が終了するワケではないようです。
どういう事でしょうか?
■OSの統一
ガラケーが携帯各社の独自開発したOSを搭載しているという事は書きましたが、2017年以降は、このOSをAndroid OSに移行するというのが真相のようです。
現在のように独自OSの搭載をとりやめAndroid OSを搭載したガラケーに変更するというのが正しい情報です。
■どうしてOSをAndroidに統一するの?
根強いガラケーユーザーがいる一方で現在の主流は確実にスマートフォンになっています。
という事で、携帯各社はスマートフォンの開発が中心になってきていて、ガラケーの開発とスマートフォンの開発コストが二重になってしまうのが現状になっています。
ここ最近のガラケー携帯電話に新しい機能が搭載されることがほとんどなかった事からも開発費のひっ迫感が感じられると思います。
ガラケーの開発に力を入れられない各社は操作性や見た目は従来型の携帯電話のままで、中身を独自OSからAndroid OSへと切り替えていきます。
そうする事でガラケーを残しながら、2重になっている開発費の軽減化を目指すというワケです。
今後のガラケーはどうなっていくの?
ドコモが年内に複数のガラケーモデルを投入します。
その後、ガラケーは徐々に販売を減らしていくでしょう。
ドコモによると「iモード」はしばらくサービスを継続するとの事。
au、SoftBankもドコモを追従して同じ措置を取る方針とのことです。
NECは2016年3月にもガラケーの新規開発を終了し2017年3月には生産も終了。
全ての携帯電話端末事業から完全撤退する企業もありますが、他の各社からはガラケーは細々と存続していくようです。
見た目はガラケーでOSをAndroid OSに変更された
“ガラホ”として販売は続いて行きます。
ガラケーがガラホ化するメリットとデメリットは?
見た目はガラケーのままでOSが変わったガラホになる事で、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
■メリット
【操作感が同じ】
ガラホは見た目は全くガラケーですから、従来通りボタン操作が出来ます。
ボタン操作に安心感を覚えてる方には使い方がそのままなので使いやすいと言うメリットがありますね。
まさにメリットはこの点だけですが、これが一番重要な部分でしょう。
■デメリット
【料金はスマホと同等】
見た目はガラケーでも中身はスマホ。
料金もスマホと同等になっています。
これは、ガラホの普及が進めば改善されていく部分ではあると思いますが、現時点ではガラケーより割高になってしまっているのが現状です。
【スペックが中途半端】
auからシャープのAQUOS K SHF31というガラホが発売されました。
AQUOS K SHF31でガラホについて見てみると
Android搭載なのですがGoogle Playに対応していなく、タッチパネルにも非対応。
けれどテザリングは使えるしlineも使えます。
ところがEZwebというガラケーサイトは利用出来ないなど非常に中途半端な印象をうけます。
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現時点でガラホはガラケー以下スマホ以下?
Androidを搭載しながらスマホのような自由度がなく、ガラケーより高い。
現時点でガラホはガラケー以下スマホ以下ではないでしょうか?
通話とメールの利用がほとんどというようなガラケーユーザーがスマホと同等の料金を払わせられるのは腑に落ちないです。
スマホに移行しているユーザーには関係のない話しかもしれませんが、ガラケーユーザーにとっては痛い話しでしょう。
ガラホの料金体制の早期見直しがあって欲しいものです。
4/29追記/ドコモ『ガラケーやめない』と正式声明
4月28日にドコモが2014年度決算発表を行い、そこでの質疑応答で、ガラケーの製造終了に関するNTTドコモのスタンスについても言及がありました。
「お客様にとってのフィーチャーフォンはずっと続けていきたい」加藤社長
従来のガラケーではOSにSymbianやLinuxを使っていたんですが、どんどん部品の供給がなくなっていくと予想していて、報道されているように別のOS(Androidなど)を搭載すると説明しました。
i-modeも、当面は生存し続けるし、需要がある限り継続していくと明言。
ガラケー消滅報道に対してハッキリと否定しました。
ドコモのガラケーユーザーにとっては一安心なのではないでしょうか?
2017年au最新ガラホ情報!
AQUOS K SHF33

AQUOS K SHF33
2016年7月に発売されたAQUOS K SHF33は見た目は折り畳み式の携帯電話でありながら「Android 4.4」を搭載したガラホです。
LINEも利用できますし、GPS、Bluetooth、カメラなどの基本的機能、防水機能、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、Wifi接続、Wi-Fiテザリングなども利用可能です。
CPU:MSM8926 1.2GHz クアッドコアCPU
ディスプレイ:約3.4型液晶
メモリー:1GB。
ストレージ:約8GB
2017年docomo最新ガラホ情報!

AQUOSケータイ SH-01J
LTEとWiFiにも対応し、片手で高速インターネットが楽しめる「次世代ガラケー」に進化して登場したのがAQUOSケータイ SH-01J。
osはAndroid 5.1ベース
CPU:Qualcomm MSM8909:1.1GHz(4コア)
ディスプレイ:約3.4インチ QHD(540×960)TFT液晶
メモリー:1GB
ストレージ:約8GB